病院や施設で働く看護師の悩みと解消法

病院や介護施設などで働く看護師の多くが抱える悩みの一つに人間関係があります。
時代の移り変わりの中で男性看護師も増えてきているとはいえ、全体の割合で見れば女性の方が圧倒的に多いのが実情です。
女性はホルモンバランスの関係などで感情の起伏が激しくなりがちで、ちょっとした言葉の行き違いで関係がこじれてしまうケースも珍しくありません。また、男性と違って女性は仲の良いグループで行動をする傾向があるため、後から入った看護師が輪の中に入れないという事例もあります。
勤めている職場の居心地が悪いと感じた時は、我慢をするのではなく思い切って転職をして職場を変えてみるのも一つの解決法です。

また、病院看護師には肉体的負担が大きいという悩みもあります。
入院設備が整っている総合病院での勤務は、日勤と夜勤のシフト制が基本です。
病院によっては個人の意見を考慮してシフトの相談ができることもありますが、大半が看護師長などの管理職によって決められてしまうことが多いでしょう。そのため、生活が不規則になるのは否めません。
激務に加えてこうした不規則な生活スタイルで体調を崩してしまう看護師も多いでしょう。
個人診療や美容系の外科勤務であれば夜勤や残業がなく、リズムを崩さずに仕事を続けることが可能です。子育てと仕事の両立をする上でも最適と言えます。
ただし、勤務先によってはそれまでより収入が減ってしまうケースもあるので、職場を変える時は福利厚生の条件をしっかりと見極めることが大切です。